5/14(水)に第24回会員限定ミートアップを、対面とオンラインのハイブリッドで開催しました!
ミートアップは、APMP日本支部の会員間の交流を目的に四半期毎に開催しているイベントです。
今回は2名の新規ご参加の方を含め12名の方にご参加頂き、本年の活動予定の概要、新しいイベント・勉強会の提案、会員による「自己紹介リレー」「取り組み事例の紹介と意見交換」を行いました。その後の提案スキルに関するディスカッションでは「プロポーザルマネジメントの社内浸透に向けた取り組み」についてのプレゼンテーションの後、事例に関する活発な質疑応答やコメントがあり、とても有意義な時間となりました。

アジェンダと当日の様子を以下簡単に報告します!
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■アジェンダ
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⑴
チェックイン&自己紹介
⑵ 近況報告、APMP及び会員の活動紹介
・2025年3~5月の活動報告
・2025年度の活動予定
・新しい勉強会に関する提案(イベント、勉強会の在り方の検討結果より)
⑶自己紹介リレー(相馬さん)
⑷みんなで高めあう提案スキルのディスカッション
・「プロポーザルマネジメント 社内浸透に向けた取り組み」
プレゼンテーション(ネイラ愛香さん)
・質疑応答、意見交換
⑸チェックアウト、写真撮影
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■近況報告、APMP及び会員の活動紹介
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・2025年3~5月の活動報告
チャプターリーダーの瀬戸さんから、直近3~5月の活動について報告がありました。
・3月13、14日のBPCダブリン参加報告
・世界のAPMPチャプターとの交流について
(APMP Sub-Saharan Africa Chapterとのミーティング、APMP Korea Chapterイベント参加、
APMP UK ChapterのLeadご夫妻との懇親会)
APMP日本支部の活動がグローバルで認められたこと(2024年Chapter of the Year,式町さんがAPMP Fellow)からも、
最近は世界から日本支部への注目度が高くなっている様子です。
・2025年度の活動計画
5月18-21日のBCP Nashvilleに式町さんと日立製作所 佐々木さんが登壇予定、更に今年のAPMP Japan Festa 10th
Anniversaryを11月6日に開催し、APMP CEO, Rick Harris氏が来日されることを発表しました。
・新しい勉強会に関する提案
幹事会からの提案としてイベント担当
奥村さんから「学び合う場の拡大」、具体的には「テーマ別勉強会の開催」をスタートしたい旨、発表がありました。日本支部の価値は、主に「BOK(勉強会)」と「支部内の他企業の会員との情報交換」であり、個別のテーマに対して他のイベント時より長く時間を確保し、会員同士で学びあう(情報を共有し合う)勉強会の開催をスタートさせたい、よって希望のテーマを会員間のコミュニケーションツールのSlack等により随時募集することと、幹事会での勉強会の開催をサポートする提案がありました。
すでに上記勉強会を試行(会員の個社間で情報交換を)した経験がある会員より、「多数のオーディエンスの前では話せないことなどを、個別の会で情報交換などが出来るのは有意義と思う」「話をするだけでも学びや発見がある」、さらに学びたいテーマとして「海外のトレンドやバズワードに関するテーマを聞ける会があると嬉しい」など、今後の参考となる意見が出されました。
当面、決まった日時の開催ではなく、会員自らがテーマを決めて集まり、アクセスフリーな会を実施したいと考えます。テーマを決めるのは会員の皆さんで、幹事会は場の設定などの支援を通じて、日本支部のコミュニティとしての価値を更に高めて参ります。
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■自己紹介リレー(相馬さん)
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会員の違う一面を知ろう!という趣旨のもと、今回第4回は相馬周一郎さんから自己紹介いただきました。日本支部イベントでは、いつも場を和ませてくださる相馬さん。ミートアップの開始5分前にお願いしたにも関わらず、ご自身のWorkとPrivateを端的に表現する資料を作成頂き、現在、取り組んでいる事などについてお話をいただきました。Workにおける目標と取組み、そしてPrivateにおいては愛犬(体重24キロのぐりちゃん)と筋トレとゴルフのある生活について、相馬さんらしいユーモアあふれるお話でした。筋トレは最近の日本支部のトレンドの様になっていて、ここでも会が作れそうですね。今後も、会員の皆さんの日々の一面をご紹介しながら、距離を縮めていければと思います。
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■みんなで高めあう提案スキルのディスカッション
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今回のディスカッションでは、ネイラ愛香さんから「プロポーザルマネジメント
社内浸透に向けた取り組み」という題で、
社内でのプロポーザルマネジメント普及に向けた取り組みについてプレゼンテーションをいただきました。
ネイラさんが所属する企業が実施する事業は、受益者がクライアントだけでなく、事業(プログラム)に参加する人たちやプログラム作りに協力してくださる関係機関、そして社会貢献の要素が必要とされており、提案書では「直接」及び「間接」的な受益者へのそれぞれのベネフィットについて言及する必要がある点が特徴です。なぜプロポーザルマネジメントを採り入れるようになったのか(過去の大型案件失注で大打撃を受けた経験)、それまでの提案書の何がダメだったのか、プロポーザルマネジメントを社内に浸透させるため現在はどのような取り組みを行っているのか、についてご発表頂きました。
プロポーザルマネジメントは提案書作成のための素晴らしい手法とわかっているのに、なかなか社内に浸透しない、紹介しても取り入れてくれない人が多いという中、ネイラさんは「若手の能力開発」の観点で、プロポーザルマネジメント研修とデザイン研修をセットにして、若手に対する研修を実施したそうです。座学中心の基礎研修に加え、応用編のワークショップ(グループごとにエグゼクティブサマリーの作成から企画書作成、上司へのプレゼンまでをセット)を実施しました。受講者から「すぐにでも業務に活かしたい」「クライアントのニーズの把握やコミュニケーションの重要性を理解した」「エグゼクティブサマリーを用いた論理的公正の重要性を実感した」など、高い評価を得たそうです。
また、更なるステップのための社内研修(コンペ)を検討中であり、その内容についてミートアップ参加者からのアイデア提供をお願いしたところ、皆さんから「実案件や本当にとりたい案件を皆で取り組むとリアリティがあるのでは」など、参考となるアイデアが幾つも出されました。ネイラさんは今後、いただいたアイデアをもとに、具体的検討を始めるそうです。
最後に、参加者全員が感想を述べ、学びや今後の抱負を共有しました。 参加者のコメントを一部ご紹介いたします。
・経験から、コンペ参加者は指名ではなく挙手性で、提案を良くしたいという思いを持ち、やる気のある人を集めるのが良いと思います。
・若年層は新たなことを学ぶことに対して目がキラキラしているので、若手をターゲットにしたのは正解と思いました。
・賞金があるとモチベーションが上がるのでは?
・研修終了後どういう状態になってほしいのか?を考えた上で研修内容を検討していくのが良いと思います。
・小さな成功体験を積み上げていくことが全体的に良くなることに繋がる?「北風と太陽」の太陽の様な取り組みが効果がありそう。
・プロポーザルマネジメントに興味がある人、やってみたい人たちで、幾つかのチームを作りコンペを行えば仲間意識が醸成されるのでは?
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■お知らせ
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次回以降のイベント、
・ランチタイムイベント 5/28(水)12:00~(オンライン)
・BOK勉強会 6/11(水)19:30~(オンライン)
詳細は別途APMP日本支部サイト、並びに会員向けSlackのイベントチャンネルに投稿致します。
APMP-Japanメルマガでもご案内しますので、ぜひご確認ください。それでは、またイベントでお会いしましょう〜!