去る5月25日から28日まで、アメリカのボストンにて開催されたAPMP Bid & Proposal Conference に代表理事の式町が参加してまいりました。
年に1度の定例会議に、今年は、世界約20か国から約860人の会員が一堂に会し、チケットが「sold out」いう盛況ぶりでした。
そのレポートを掲載いたします。

欧米の企業が日本と異なる最も大きな特徴は、入札や提案活動に特化したエキスパートを「専門職」として置いていること。組織全体の提案勝率を持続的に高めることを「戦術」として明確に組み込んでいるのです。多くの場合、その戦術に沿ってAPMPに人材を送り込み、その専門性を高めています。カンファレンスでは「提案のエキスパート」たちが、自身の専門スキルを高めるために、プロポーザルに関する最先端のノウハウを学び、ネットワークを広げる活動を積極的に行います。カンファレンス後に個々が実務で実績を上げることで、この活動が、より濃密で意義のあるものに成長し続けるサイクルを作り出しているのです。
下記はカンファレンスで展開されたトレーニングセッションの一例です。
- 認定資格取得のためのトレーニングと受験セッション
- 説得力を高めるテクニック
- グローバルでコンテンツを共有するための管理プロセス
- プロポーザルを効率よく作成するためのコンテンツプランの立て方
- PowerPointのデザインや操作のテクニック
こういった優れた手法が諸外国では共有され、日々進化しています。日本企業において、あるいは個人の活動において、こういった活動が根付き、日本のビジネスマンが主役になれる日がくるよう改めて決意を促される、意義深いカンファレンスとなりました。
参加国
Twenty countries represented - Argentina, Australia, Canada, Germany, Spain, Great Britain, Hong Kong, Ireland, Israel, Japan, South Korea, Lebanon, Mexico, Netherlands, Portugal, Saudi Arabia, Unites States, Venezuela, South Africa
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